1.過熱器
ボイラドラムなどからの飽和蒸気を過熱し,乾燥した過熱蒸気を作るものである。
一般に燃焼ガスの通路に設置される。
放射形・接触形(対流形とも呼ぶ)がある。
2.再熱器
熱サイクルの効率向上およびタービン,翼の腐食防止などのために,高圧タービンで仕事をした低温低圧の蒸気を一度ボイラに戻して再過熱し,再び中・低圧タービンで仕事をさせるためのものである。
主に7.5万kW以上の発電用ボイラに用いられる。
☆電験1種計算問題のバイブル(動画解説付きで安心して土台固めができます)☆
☆電験2種計算問題の虎の巻(動画解説付きでこれから始める方に最適です)☆
☆驚異の的中率! 四柱推命で未来の貴方が輝き出します(鑑定はこちらから)☆
3.節炭器
煙道ガスの予熱を利用してボイラ給水を過熱し,プラント全体の熱効率を高めるとともに,ドラムに与える熱応力の軽減を図る。
4.空気予熱器
節炭器出口側の煙道に設けられる。
煙道ガスの廃熱を燃焼用空気に回収し,プラント熱効率を高める熱交換器である。
燃焼用空気を予熱することで,燃焼効率を向上する。
5.まとめ
火力発電所のボイラ設備を構成する機器について説明しました。
過熱蒸気を作る過熱器,低圧低温の蒸気を再加熱する再熱器,ボイラ給水を加熱する節炭器,燃焼用空気を加熱する空気予熱器について理解できましたか。
それでは,人間万事塞翁が馬。人生,何事も楽しみましょう!
コメントをお書きください