こんにちは。
ASD/ADHD傾向がある人は,うまくいかないことが多く生きづらさを感じる機会が多くなりがちです。
ここでは,生きづらさを改善するためには,自分の凹凸特性を理解することが大切であることを説明しますね。
ASD/ADHDの傾向のある人は,不器用な人が多く,やることなすことうまくいかないことが多いため,生きづらさが引き立つ。
どうして,自分ばかり何をやってもうまくいかないんだと努力するのが嫌になることもある。
その生きづらさの原因の一つとして,発達障害による脳器質,すなわち,凹凸特性が挙げられる。
興味の対象,感じ方,共感ポイント,笑いのポイント,人への興味,能力なども,かなり定型発達と違っているようだ。
これらは生まれつきの脳器質であり,凹部分を努力しても効果がでにくいのだ。
凹部分をどれだけ改善してもなかなか効果が見えない。
よって,いかに凹部分ではなく,凸部分に焦点を当てられるかが,ASD/ADHD人の人生を好転させるカギである。
すなわち,凹部分を理解して,自分ができないことを認知する。この認知が大切です。
凹部分の特性を知らないと凹部分を努力して,結果に裏切られたりして,生きづらさが増幅されてしまします。ライフハックとしては,凹部分は自分がやらないで人に任せることが正しい選択となります。
これができると生きづらさが随分と改善されるはずです。
それで自分は凸部分に集中する。特性の過集中を利用する。
これによって,専門性が際立ってきて,活躍する機会が増えるのだと思います。
それでは,16日目の問題を記載しますので,よかったら音声教材をご購入くださいね。
1.算数文章題
(1)たてが4m,横が0.7mの長方形の形をした砂場があります。砂場の面積は何m2ですか。
答え:2.8m2
(2)1分間に6㍑の水が出るホースでプールに水を入れます。3.5分では何㍑の水をいれることができますか。
答え:21㍑
(3)米7.5㍑の重さをはかったら6kgでした。この米1㍑の重さは何kgですか。
答え:0.8kg
(4)縄が8.2mあります。これを0.6mずつに切り分けます。0.6mの縄は何本できて,何mあまりますか。
答え:13本できて,0.4mあまる
(5)赤いロープが4.5m,黄色のロープが3mあります。赤いロープの長さは黄色のロープの何倍ですか。
答え:1.5倍
(6)マラソン大会で女子は2.8m,男子は3.5m走ります。女子の走る距離は男子の何倍ですか。
答え:0.8倍
(7)ミルクが21.6㍑あります。これを1.8㍑のビンに分けると何本のビンができますか。
答え:12本
(8)お湯が12㍑入っているお風呂があります。1分間に3㍑づつ4.5分間お湯をたすとお湯は全部で何㍑になりますか。
答え:25.5㍑
(9)広さが6m2の砂場Aで子供が9人遊んでいます。一方,広さが10m2の砂場Bで子供が14人遊んでいます。それぞれの密度を求めて,どちらが混んでいるかを述べてください。
答え:砂場A1.5m2,砂場B1.4m2で砂場Aの方が混んでいる
(10)120円で4m買える生地があります。かの生地を何mか買ったら代金は210円でした。生地を何m買いましたか。
答え:7m
2.一口メモ
メタ認知。
ASD/ADHD傾向のある人は,メタ認知が大切。
ネガティブな思考が現れた時,なんて自分はダメなんだと思うのではなく,これはASD/ADHDの特性として現れてくるもので,自分には何の責任もないんだ,脳器質からくる仕方のないものなのだということを認知すること。
これをメタ認知といいます。
メタ認知ができるようになると,自分を責めることがなくなる。
メタ認知によって,歪んだ自己認知を改善することができ,その後,正しい自己認知が成長していき,本物の自信を獲得できる。
これこそ,ASD/ADHDのライフハックの奥義だと思う。
やることは簡単です。ネガティブな発想が浮かんできた場合に,心の中で「アスペッてる,アスペッてる」と言うだけの至って簡単なもの。
これだけで,生きづらさがかなり改善されるので,騙されたと思ってやってみてくださいね。
それでは,人間万事塞翁が馬。人生,何事も楽しみましょう!
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