ワーキングメモリを強化する文章題(27日目)_ASD管理職ライフハック1

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こんにちわ。

 

ASD傾向のある人はコミュニケーションの不器用さから,担当者時代の能力が高くても,管理職になって部下をもった途端,仕事ができないポンコツ管理職になることがある。

 

そんなASD管理職の凸凹マネジマントに関するライフハック術を,今回から計5回に渡って紹介します。

 

これはまさに,ASD傾向のある私が差し掛かっている人生の問題であり,懸命に解決方法を模索しております。

 

私と同様にASD傾向をお持ちの方で,上司と部下のサンドバックとなって,心が苦して生きづらさを感じている凹凸管理職の方もいらっしゃると推測します。そんな方々とぜひ内容を共有できればと考えています。

 

第1回は,①部下に仕事を任せた時の責任の分担比,②そもそもビジネス上の責任とはなにか,③部下に期待しすぎると仕事を任せられなくなる,④未来思考で仕事を任せよう,の4つです。

 

①部下に仕事を任せた時の責任の分担比

 

部下に仕事を任せる時の任せ度合をどう考えるかです。

 

ASD傾向のある自分は部下に仕事を任せて放任してしまいます。これは,上司:部下=0:100の状態です。

 

0:100は,部下に負担が生じやすく,部下は断りたい気持ちが強くなり,上司も仕事を断られることも多くなり,精神的に厳しい状態になります。

 

ライフハック的には,仕事を任せる時は,上司:部下=50:50で,部下は上司の仕事を,上司の代わりにしてくれていると考える必要があります。そうすれば,上司の負担は増えますでしょうが,随分,部下の負担も低減され,任せやすくなるのではないでしょうか。

 

当然,放任ではなく,一緒に考えたり,相談されたり,アドバイスをしたりとチームらしい仕事になるのではないしょうか。

 

②そもそもビジネス上の責任とはなにか

 

責任という言葉がでましたが,ビジネス上の責任とは何でしょうか。

 

それは,辞職する,評価が下がるとか,そんな次元のものではなく,失敗したことに対して,うまく行くように,再チャレンジする,失敗した理由を説明する,失敗の挽回を他の仕事で行う,ということです。

 

上司が責任をもつということは,うまく行くように方法を常に考えて,うまく行くように助言,再チャレンジし,それでもうまくいかなければ,会社・社会・株主等に失敗した説明をしっかりとする,さらに次の仕事で挽回できるよう頑張るということなのです。

 

容易に責任を俺が取ると言う人がいますが,しっかりと責任について理解してから,責任と言う言葉を使いましょう。理解できると,仕事のやり方が異なってくると思いますよ。

 

③部下に期待しすぎると仕事を任せられなくなる

 

部下への期待が高すぎると,期待に応えられない部下に対して,イライラと不満をもち,それを察した部下との人間関係が悪化し,悪循環におちいりがちです。

 

ここは高い期待を持たずに部下と接することで,失敗にもイライラせず,うまくいくようにしっかりと説明するようになります。

 

また,少しでも部下の仕事がうまくいくと,高い期待をしていないのですから容易に褒められるようになりますよ。きっと,好循環になるはず。

 

④未来思考で仕事を任せよう

 

仕事を部下に任せられない任せベタな上司は,現在思考で仕事を考えがちです。一言で言えば,現在の仕事の成功に意識がいきすぎて,部下に仕事を任せられないのです。

 

この現在思考は担当者の時は,現在の仕事の成果にコミットしているので,最高の長所ですが,これが管理職になった途端,短所に豹変してしまうことを理解する必要があります。

 

具体的には,任せベタな上司は,1.今月の業績,2.業務の質,3.今教える労力の少なさ,4.任すことの申し訳なさを優先させてしまって,その結果,部下に仕事を任せられず,自分でやろうとしてしまうのです。

 

これは,仕事の責任を上司:部下=50:50に調整するにも通じるところがあります。現在を優先させてしまうと,上司:部下=100:0に近い形になってしまうということです。

 

任せ上手な上司は,現在よりも将来のことを重視します。1.将来の業績,2.将来の業務の質,3.将来の教える労力の少なさ,4.将来につながる部下の成長を考えて仕事を組み立てます。

 

その結果,将来の業績を上げるにはチーム総合力を高める必要があり,自分で仕事をしては総合力は高まりませんね。また,将来の業務の質を高めるのもの,同様にチーム員全員の能力を高めた方が明らかに効果的ですよね。

 

さらに,その時の教える労力を少なくして,自分が仕事をしてしまうといつまで立っても部下が成長せず,いつまでたっても自分がその業務をする必要があり,総合力は全くあがりませんね。

 

最後に,任せるのが申し訳ないと思って部下に仕事を任せられず,自分がやってしまうと,部下が

成長しませんね。成長できなかった部下は,将来,あなたのことを恨むかもしれませんね。あなたが全部仕事を奪ってしまって,経験を積む機会を潰しているのですから。

 

ゆえに,凹凸管理職は,将来ビジョン実現型リーダーを目指し,将来のチーム総合力の強化を最重要視して,部下に仕事をバンバン任せますが,責任は50:50で一緒に成果を出していくといったスタンスをとるのが良いのではと考えます。

 

それでは,27日目の問題を記載しますので,よかったら音声教材をご購入くださいね。

 

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1.算数文章題

 

(1)1㍑の重さが1.4kgのドリンクがあります。このドリンク0.6kgの重さは何kgですか。

 

 

答え:0.84kg

 

(2)コンタくんの体重は34kgで,お父さんの体重はコンタくんの1.8倍です。お父さんの体重は何kgですか。

 

 

答え:61.2kg

  

(3)1袋に小麦が3.6kgずつ入っています。この小麦8袋の重さは何kgですか。

 

 

答え:28.8kg

 

(4)1袋の重さが0.8kgの小麦が何袋かあります。全部の重さが12kgだそうです。小麦は何袋ありますか。

 

 

答え:15袋

 

(5)0.9mの重さが270gのバインド線があります。このバインド線1mの重さは何kgですか。

 

 

答え:300g

 

(6)0.6㍑のペンキで9.6mの区画線を引くことができます。このペンキ1㍑では何mの線を引くことができますか。

 

 

答え:16m

 

(7)長さ16.4mの生地があります。この生地を1.3mずつ切っていくと,1.3mの生地が何枚できて,何m余りますか。

 

 

答え:12枚と0.8m余る

 

(8)混合油が29.5㍑あります。これを2.4㍑缶にいれていきます。全部を缶にいれるためには,何個の缶が必要ですか。

 

 

答え:13缶

 

(9)マナブくんの家の敷地は48.8m2あります。マナブくんの家の敷地は,おじいちゃんの家の0.8倍の面積だそうです。おじいちゃんの家の面積は何m2ですか。

 

 

答え:61m2

 

(10)お母さんの体重は46.8kgです。これはゆうとくんの体重の1.5倍だそうです。ゆうとくんの体重は何kgですか。

 

 

答え:31.2kg

 

2.一口メモ

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 ASDの凹凸管理職の第1回はいかがでしたか。

 

内容を要約すると,部下に全責任を持たせるのではなく,一緒に業務を決めて責任を50:50を維持しながら,仕事を進める。また,ビジネスにおける責任を理解する。

 

部下への期待値を下げれば,ほめやすい,指導しやすい,言い方が変わり部下が成長しやすい,任せやすいといったメリットが生じる。

 

プレイヤーとしては長所だが,リーダーとして欠点になる今月思考を脱却して,未来思考型リーダーとなる(現在の業績・質・労力の少なさ・任すことの申し訳なさ → 将来の業績・質・労力の少ななさ・部下の成長を重視)。

 

すなわち,未来ビジョン実現型リーダーになることで,部下との関係がよくなり,仕事が格段に任せやすくなります。

 

それでは,人間万事塞翁が馬。人生,何事も楽しみましょう!