（学校）
国語のテストで，「玄人」と「素人」の両方の言葉を使って短文をつくれという問題がでた。友人は，「彼は僕のくろうと努力をしろうとしない」という強引な文を作成した。
（パソコン）
会社のパソコンで「委託内容」と書こうとしたら，「痛くないよう」とかわいく変換してくれた。
E-mailで彼女に「結婚したい」と入力したら，「血痕死体」と変換されて気味悪くなった。
データベースの職業欄に「ヤクザ医師」というのを見つけた。金に汚い医師なんだろうと一瞬思ったが，すぐにこれが「薬剤師」の誤りだと気がついた。
会社のパソコンで「会社概要」と打ち込もうとして変換したら，「会社が異様」と表示されて少し納得してしまった。
（人の名前）
高校生のとき，夏休み前に先生が，「暑いから中だるみにならないようにしないさい」と言うと，隣の席の友人が小声で「中田るみって誰？」と聞いてきた。
友人の恵子さんは「名前，どんな字を書くの？」と聞かれると，必ず「恵まれない子」と答える。
友人のマキさんは，原さんと結婚して名前が「原マキ」になってしまった。
友人のマリさんは，結婚相手の姓が「おだ」「みずた」だったら絶対にいやだという。
友人の浅田さんは，年賀状の試し刷りでいつも自分の名前が使われると自慢げに話していた。
購入した商品の送り先で名前を聞かれたので，「英作です。英語のエイに，作ると書きます」と伝えたら，後日，送られてきた商品の宛名に，「A作 様」と書かれていた。
役者の佐藤B作の本名は，「佐藤俊夫」という。「砂糖と塩」になるので，本名も変だと言っていた。
友人の倫子さんは，自分の漢字を説明するのに，「倫理の倫です」と言ってもなかなかわかってもらえず，「不倫の倫です」と言えばすぐにわかってもらえると言う。
友人の甲斐さんは自分の名前を説明するのに，「甲斐の国の甲斐です」と言ったら，後日，送られてきた郵便物には貝殻の「貝」さんになっていたらしい。貝の国っていったい・・・。
（漢字）
会社の先輩は，係長から課長心得に昇進したとき，新しい名刺が刷り上がるのを楽しみに待っていたところ，できあがった名刺は「課長心待」となっていた。
（運転中）
ドライブ中に，「シートベルトを諦めよう」という看板があった。あきらめちゃいけないと思う。
車を運転していたとき，ふと前のトラックの荷台を見ると，「女王運転中」と書いてあった。女王様が運転しているのかと思ったが，よく見たら「安全運転中」の文字の一部が消えかけているだけだった。
（お店）
年中無休の店が突然店じまいになっていた。シャッターの「年中無休」の無だけが消されていた。
私の姉は飛行機の「全便座席指定」を全便座の席指定と読み，トイレまで席が決まっているの？と真顔で驚いていた。
友人と中華料理屋に行ったとき，友人は壁に貼ってあるメニューを見て，「ちからゆうやけそばを１つ」と注文した。そこには「カタ焼きそば」と書いてあった。
（子供）
カレーをつくっていると，小学1年生の娘が見に来た。おたまであくをすくいながら，「こうやってあくをすくうのよ」と言うと，娘は「正義は救わないの？」と聞き返してきた。
妻の友人から電話があり，小学1年生の息子が出た。「もしもし，お母さんいる？」と聞かれた息子は，とっさに「いらない」と答えた。
ひらがなが読めるようになった大阪に住んでいる4歳の姪っ子と図書館に行った。「おばさん，この本あんまり重たないなぁ」という姪っ子の手には「おもいで」というタイトルの絵本があった。
小学生の息子は，懸賞ハガキをポストに入れる前にしきりに振っていた。「何してるの？」と聞くと，「ふるってご応募くださいって書いてあったから」と答えた。
料理教室で「包丁を持参」と話していたのを聞いていた4歳の息子が，「包丁おじさんって，どんなおじさん？」と聞いてきた。思わず怖いおじさんを想像してしまった。
（国語）
小学生のとき，慣用句のテストで「（ ）から火が出る」（答えはもちろん顔）というのがあり，私はうっかりと「口」と書いてしまった。テストを返してもらうとき，先生は「君はゴジラか」と言った。
小学生の授業中，先生に「方位を４つ言いなさい」と言われた生徒は，「ほーい，ほーい，ほーい，ほーい」と答えた。
中学生のとき，国語の文法の時間に助詞の勉強をひととおり終えた後，先生が「それでは，各自好きな助詞を書きなさい」と言った。隣の席のA君は恥ずかしそうに「田中さん」と書いていた。
国語のテストで「無○○中」の空白を埋める四字熟語の問題が出た。正解は「無我夢中」だが，「無理心中」と答えた者が多かった。
国語のテストで「○肉○食」の空白を埋める四字熟語の問題が出た。正解は「弱肉強食」だが，「焼肉定食」と書いた生徒がいた。
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